ハロー!プロジェクトが変革の時を迎える。2017年6月、℃-uteが解散し、嗣永桃子が芸能界を引退する。長年ハロプロを牽引し続けたハロプロキッズが、ついに去る時が来たのだ。絶対的エースを欠き孤軍奮闘するハロプロは、未知の領域に突入する。衝撃の発表が立て続けに行われたこの1年、ハロプロではつんく♂はもちろん多彩な作家が活躍し、聴き応えのあるユニークな楽曲を数多く生み出してきた。ということで、本家「ハロプロ楽曲大賞」をベースに2015年12月1日〜2016年11月30日リリースされたハロプロ及びハロプロ関連の楽曲のベスト15を私の独断と偏見で選出し、ランキング付けした。
※ハロプロを除いたアイドル楽曲に関しては別枠にてレビュー。
第15位 つばきファクトリー「独り占め」
ハロプロの末っ子グループつばきファクトリー、3rdDVDシングル。作詞作曲はつんく♂。歌謡曲感が強く、生々しく湿っぽい女性の恋愛を歌っており、つんく♂節全開。「しょうがない 夢追い人」や「なんちゃって恋愛」といったプラチナ期初期のモーニング娘。を彷彿とさせる。パフォーマンスに反映されうるメンバーの飛び抜けた個性が一つ欲しいところ。つばきファクトリーは新メンバー3人追加され、来年1月にメジャーデビューする。
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